歩様の悪い担当馬と付き合ってもう6ヶ月になる。
6月から始めてもう12月。月日が経つのはとても早い。
一時は駆歩を結構やってた時期もあったけど、ガクンと悪くなって、駆歩をやめた。そして軽めの運動とカルシウム注射を続けてきた。
ハードにやっていないせいなのか、それとも注射が効いているのか、相変わらず乗った後はガタつくけどそこまで悪い状態ではない。
ただずーっとガタつくのが治らない。右前の環の腫れは大きく、そして固くなったように思う。斜対歩の左後も固く、球節に熱がややある。
普通は出すレベル。ほぼ治る見込みはゼロ。
それでも奴がクラブにいるのは私が奴を可愛がっているのを監督が知っているから。監督は優しい。私に甘すぎると思う。
最初は期待してダメだった時はいなくなってしまうだろうから、あんまり愛着をもたないようにと考えながら接していた。
でもいつの間にか、クラブへ行ったら真っ先に会いにいくほど大好きになっていた。
今すごく気持ちが混乱している。わからない。普通なら出すレベルって理解できるし、私くらいしか乗ってなくてお客さんにも使えないから、出した方が良い、出しても構わないという気持ちと、残りの4ヶ月に賭けたい、私がいなくなるまで、いやいなくなった後もいて欲しい、という気持ちがある。
ひーさんの時はただ必死で、ひーさんがいる間に出来ることをしたい、少しでも負担を軽くしてあげたいという思いでやってきた。
でもまた肢に異常を持つ馬を担当して、自分の技術不足とか、やりきれない思い、絶望感、色々なことが渦巻いて嫌になる。
獣医を目指せば良かったのかな。
できることが少ない自分がもどかしい。
就職しようと思ってる場所、置かせてもらえないかな。
競技には向いてなくても、セラピーホースとしてならやっていけると思う。穏やかで大人しい性格だから。のんびり心穏やかに過ごして欲しい。
ともかく私が信じなきゃどうしようもないので、治ることを信じて頑張っていく。
結果がどうであれ、後悔しないように。